クール&スタイル・鹿の子のドレスシャツ

新緑や薫風の心地よさを味わっているうちに、
もうすでに汗ばむ季節が近づいています。
とはいえ、朝夕は肌寒いこともあり、
一年で一番過ごしやすい時期とはいえ、
一年で一番着るものに迷うのもこの時期。
その日の朝、シャツの素材の判断を間違うと、
無駄な汗をかいて二倍疲れるということにもなりかねません。
この時期、さわやかな着心地のシャツをお探しの場合は、
鹿の子素材のアイテムがおすすめ!

ニット素材である鹿の子には生地表面に微細な凸凹があります。
これによって、肌に触れる面積が少なくなり、
布帛の生地とくらべてベタつきにくく、サラっと着られるのが特長です。
通気性も優れていて、汗ばむ季節には最適。
もともと、ポロシャツやスポーツウェアなど、汗をかくようなシーンの
アイテムに用いられていたのも、こうした特性からといえます。
また、伸縮性に富んでいるので動きも楽で着心地いいのが最大の特長。
ただでさえ汗ばんで動くのが億劫になる季節には、
さわやかな着心地のシャツが何よりの味方。
しかも、シワになりにくいという機能性も大きな魅力。
この季節の出張などにもたたみジワができず便利です。

とはいえ、ポロシャツではオフィスはちょっと、というケースも。
そんな時のために布帛のシャツ同様の仕立てと縫製で造られているのが、
土井縫工所の鹿の子のドレスシャツです。
素材のコーマ糸は、美しい光沢と耐久性に優れた細番手の高級綿糸で、
糸を2本合わせて織る双糸にすることで、
肌触りも耐久性もアップしています。
素材の光沢や仕立ての美しさは、
タイ着用でスーツのスタイリングもお任せという仕上がりです。

クールビズもスタートしたばかり。
この時期に最適な鹿の子のドレスシャツですが、
カジュアル過ぎないところが日本のビジネスシーンにはぴったり。
まずはノータイでリネンのジャケットなどに合わせたいところ。
また、サイズはちょっとタイト目を選んでボディフィット気味にしたほうが
イタリアンな雰囲気が醸し出せます。
今年の土井縫工所のテーマはユーロアメリカン。
シンプルでカジュアル、若々しいアメリカンテイストのアイテムを
イタリアやフランス、イギリスなどの伊達男たちが着こなしたら?
カジュアルな中にもヨーロッパの甘みや色気が加わって、
ひと味もふた味も味わいの深さが奥まった感じです。
鹿の子のドレスシャツも、きっちりしたジャケットで着こなすもよし、
あえてシワっぽいリネンのシャツジャケットで着こなすもよし。
パンツは細身で、腰回りにちょっと余裕のあるものが新鮮です。
ジャケットもシャツジャケットも、今年は淡い色のものに挑戦してみても。
サックスブルーや淡いマスタード、淡い若草色などが気持ちよさそう。
白い鹿の子のドレスシャツに天然素材のボトムと、
爽やかな色調のジャケットで、
汗ばむ季節をクール&スタイリッシュに!!