すでに沖縄から四国くらいまでが梅雨入りしたといいます。
関東はまだ宣言が出されていないのですが、
曇り空が続いています。
今にも降り出しそうな空模様に、出かける前、
降られてもいい靴でいこうかどうか迷いました。
グーグルに、「今日、雨降る?」と聞いてみたら、
「今日、〇〇(私の住んでいる小さな街の名前です)は、雨は降りません、
最高気温は26度です」
と教えてくれました。
ほんまかいな、とちょっと思いつつも、安心して布靴ででかけましたが、
実際、雨は降らず。
最近、車と会話するテレビCMがあります。
現在はまだ、音声アシスタントAIがドライバーと会話するくらいですが、
あと何年かしたら、車に乗って「海が見えるカフェに行きたい」といえば、
車が自動運転して、連れて行ってくれる時代がきます。
高齢化社会で人生百年時代と言われる昨今、未来に期待が膨らみます。
一時期よく言われていた”IT”は、情報技術(information technology)を意味しますが、
代わって近頃よく目にするのが”IoT” (internet of things)です。
モノがすべてインターネットにつながる状況のことを意味していて、
今ならさしずめ「音楽かけて」といえば、かけてくれるスマートスピーカーなどが代表的です。
音楽なんて自分で選んでかければいいし、
電気も自分で消すこともいとわない(スマートスピーカーは電気も消してくれる)。
ただ、いつも思うのは、ぬいぐるみとかに会話機能を持たせられるAI装置を、
あと付けできるようになればいいのに、ということ。
AI搭載のロボットは、みんなツルツルピカピカしていて、
それはそれでかわいいのでしょうけれど、
モフモフした感触や触って柔らかいモノ好きな人にはどうにも。
お気に入りのモフモフしたぬいぐるみに、AIが搭載できて会話できれば、
こんなに都合のいいことはないと思うのですが。
心を癒やすための犬や猫をセラピーアニマルといったりしますが、
高齢の方などは、実際に動物を飼うとなると制約もあったり手間もかかります。
触り心地のいい、抱きしめればギュッという感触のある、
モフモフのぬいぐるみは話し相手に最適だと思います。
ぬいぐるみは趣味じゃないし、という方には、
お気に入りのスーツやバッグに、会話機能をあと付けするとか。
「あら?今日ちょっと疲れてます?履き方、元気ないっすよ」なんてズボンに言われたり、
「スマホ、忘れてます!今日は深夜帰宅予定ですから、充電器も持ったほうがいいですよ」
なんてバッグに怒られたり。
商品名は「おしゃべり番長」。どこかベンチャー企業が開発してくれないですかね。
必需品としては、私の好みを知り尽くしたAIクローゼットの登場を待ちたいところ。
それの前に立てば、その日の予定に合わせて最適な服を選んでくれて、
(もちろん、自分で選ぶようなコーディネートであることが必須。
ときたま誤作動して、キテレツなカッコになったりしたら、
それはそれでウケるけれど、そこはやっぱりやり直していただきたい)
クローゼットの中から、ここが肝心なのですが、
さっとワンセットを取り出してくれる。
一日の終りには、脱いだ服をクローゼットの所定の位置に置けば、
クローゼット内にセットされたロボットアームが、
服をハンガーにかけるなり畳んで棚部分に設置してくれる。
クリーニングや洗濯が必要だとAIが判断したものは、
ポッとクローゼット外に放り出されたりして。
とにかくうちのような混沌としたクローゼットに頭を突っ込み、
「あのシャツ、どこ?ないないない、
あれが着たいのに、わー、ないからもうこっちでいいや」
的な事態に陥りやすい人にとっては、こんなAIクローゼットに、
服を管理してもらったら本当に大助かりです。
商品名は「クローゼット奉行」。どこかベンチャー企業が開発してくれないですかね。
*写真は、某ショッピングセンターにいた身長170cmくらいの大きなテディベア。
この子が話したらなかなかのものです。