サクラメモリー2015

多摩川サクラ_20150331
今年も桜前線が北上する季節になりました。
東京はすでに、ところによっては満開です。
さっそく近所のお花見名所に散歩に行ってみました。
すると、平日の午後にもかかわらず川岸には大勢の人たち。
夜桜のお花見とはちがって、みんな静かに花を味わっています。
スマホやデジカメで花を撮っている人も多いのですが、
今年はなんと、自撮り機を駆使して桜とのツーショットを楽しんでいる女性もいました。
ともあれ、桜は毎年、同じように咲いてくれる。
だからこそ、これまでの桜の頃のことを思い出してしまいます。
あの夜桜、あのお花見、あの川岸、あの並木道、あの広場の桜。
目の前の桜に重なって、記憶の桜が蘇ります。
過ぎた日々の心情もふっと蘇ります。

さまざまのこと思い出す桜かな。

芭蕉の句です。

桜を見ている人たちは、たとえ友達や家族連れでも、
会話しながらも目は桜に釘付け。
満開の桜の持つ不思議なチカラで、心は時空を行ったり来たり。

それぞれのこと思いける桜かな。

と、いう気がします。
数年後、今年のサクラは、どんな記憶に変わっているのでしょうか?

そんな春らんまん。
重いコートや上着を脱いで、薄手のジャケットやシャツに移行する時季です。
身も心もウキウキしてくるこの季節。
薄手のデニムのシャツに、ちょっと派手目なタイをしてみませんか。
太い横ストライプ柄やカラフルなペーズリーなどのやや幅広のタイ。
カジュアル感と素朴感のあるデニムシャツですが、
ファンキーかつスタイリッシュなネクタイを合わせると
ぐーっと洒落っ気が浮上してきます。
ボトムは淡い色調のチノやコットンで、
2015春夏スタイルをスタートさせましょう!