今年も桜前線が北上する季節になりました。
東京はすでに、ところによっては満開です。
さっそく近所のお花見名所に散歩に行ってみました。
すると、平日の午後にもかかわらず川岸には大勢の人たち。
夜桜のお花見とはちがって、みんな静かに花を味わっています。
スマホやデジカメで花を撮っている人も多いのですが、
今年はなんと、自撮り機を駆使して桜とのツーショットを楽しんでいる女性もいました。
ともあれ、桜は毎年、同じように咲いてくれる。
だからこそ、これまでの桜の頃のことを思い出してしまいます。
あの夜桜、あのお花見、あの川岸、あの並木道、あの広場の桜。
目の前の桜に重なって、記憶の桜が蘇ります。
過ぎた日々の心情もふっと蘇ります。
さまざまのこと思い出す桜かな。
芭蕉の句です。
桜を見ている人たちは、たとえ友達や家族連れでも、
会話しながらも目は桜に釘付け。
満開の桜の持つ不思議なチカラで、心は時空を行ったり来たり。
それぞれのこと思いける桜かな。
と、いう気がします。
数年後、今年のサクラは、どんな記憶に変わっているのでしょうか?
そんな春らんまん。
重いコートや上着を脱いで、薄手のジャケットやシャツに移行する時季です。
身も心もウキウキしてくるこの季節。
薄手のデニムのシャツに、ちょっと派手目なタイをしてみませんか。
太い横ストライプ柄やカラフルなペーズリーなどのやや幅広のタイ。
カジュアル感と素朴感のあるデニムシャツですが、
ファンキーかつスタイリッシュなネクタイを合わせると
ぐーっと洒落っ気が浮上してきます。
ボトムは淡い色調のチノやコットンで、
2015春夏スタイルをスタートさせましょう!